石上としお 参議院議員 民進党参議院比例区第13総支部長

SSL GMOグローバルサインのサイトシール

質問主意書他

『IoTやビッグデータ解析、人工知能等のイノベーション利活用による「日本版・第四次産業革命」を見据えた我が国電機産業の発展に関する質問主意書』を提出

*******************************************

質問第一三号
IoTやビッグデータ解析、人工知能等のイノベーション利活用による「日本版・第四次産業革命」を見据えた我が国電機産業の発展に関する質問主意書

ishigamitoshio.com
■独・メルケル首相「インダストリー4.0」国家戦略 

ishigamitoshio.com
■ものづくり現場にもIoTが拡大=「つながる工場、つながるサプライチェーン」。また、ダウン・タイムを最小化するプレディクティブ・メンテナンス=予知保全(予兆保全)。

*******************************************

(内容イントロ)
 欧米先進国の企業家や政策立案者の間でここ数年、「第四次産業革命」と呼ばれるテクノロジーの一大潮流が大きな注目を集めている。IoTやビッグデータ解析、人工知能等、未曾有の技術革新が、様々な製造現場や生活場面において革命的な生産性向上やスマート化をもたらすと期待されているのである。この新しく巨大な潮流は、十八世紀後半にイギリスで起きた水力や蒸気機関を利用した機械化の「産業革命」を起点とすると、四番目のパラダイムシフトに当たるとの認識から(「第二次」は十九世紀後半の電力活用による大量生産、「第三次」は二十世紀後半のコンピューターや電子化技術が可能にした部分的な生産自動化。)、「第四次産業革命」と呼ばれている。
 
ishigamitoshio.com

 各国政府・各企業では、この流れを上手く取り込んで、自らの競争優位を確固たるものにするべく戦略的ポジショニングの再構築に死力を尽くしている。これまで技術立国・ものづくり大国を標榜してきた我が国も後塵を拝するわけにはいかない。特に、我が国電機産業はかつて自動車産業との二本柱で外貨の稼ぎ頭であったが、昨今、アジア諸国のキャッチアップ戦略や欧米企業主導の水平分業戦略を前に、業績後退、時に事業撤退を余儀なくされてきた。しかし、この来たる「第四次産業革命」においては、各国動向を冷徹に見極め、自らの強みを活かした政策横断的な戦略のもと、改革断行により、電機産業の再生、ひいては雇用の創出を実現することで、長期にわたり低迷している我が国経済の再興にダイレクトに結びつけられるのではないかと考える。

 そこで以下、質問する。


*******************************************

ishigamitoshio.com
■航空機エンジンにもセンサー装着してビッグデータ解析

ishigamitoshio.com
■PLC制御、PC制御。オープン化の高まり

ishigamitoshio.com
■つながる工場、マス・カスタマイゼーション。
(写真はすべて独ハノーファー・メッセ2016)

**********************

一 研究開発体制の充実について

 IoTやビッグデータ解析、人工知能等のイノベーション利活用により、かつてないスピード、規模で事業環境が変化しており、個々の企業単独の取組みだけでは、熾烈なグローバル競争の中で限界がある。各企業は、いわゆるオープン・イノベーションの手法を活用して、よりすばやく、効果的に研究開発を進めているが、国として、産(労使)・官・学連携の枠組みもより一層促進し、また、その取組み内容自体を全国展開することで、我が国の国際競争力を強化するべきと考えるが、政府の見解及び取組みを明らかにされたい。


*******************************************

二 ビッグデータ利活用ルールの整備について

ishigamitoshio.com
■2016年5月19日 参議院総務委員会配布資料③(石上俊雄事務所作成)
委員会配布資料全体

*******************************************

1 ビッグデータが大きな経済価値を生み出すとの期待が世界中で高まる中、我が国では昨今、利活用の壁となっている、保護すべき個人情報の線引きの曖昧さ(いわゆるグレーゾーン)の解消や、本人の同意なしに外部へ提供できる匿名加工情報の導入を定める個人情報保護法制の改正が行われ、ビッグデータ利活用ルールの整備が大きく前進した。しかし携帯電話やクレジットカードの番号、スマートフォンの位置情報の取扱い等、具体的な細部のルールが未確定のまま残されている。さらに、どこまで匿名加工すれば十分かについての社会認識や、匿名加工情報から個人を再照合する技術も時代とともに進化することを考えると、個人の権利侵害が起こらないように、また、新しい社会的価値を生み出すビッグデータ解析に様々なプレーヤーが積極的に取り組めるように、国として、法制度の不断の見直しと同時に、その内容の適時適正な周知徹底が重要と考えるが、政府の見解及び取組みを明らかにされたい。

2 個人情報保護については、EU及びアメリカの政策との整合性を確保し、国際間のデータ移動がスムーズに行われるようにするべきと考えるが、政府の見解及び取組みを明らかにされたい。

ishigamitoshio.com
■2016年5月19日 参議院総務委員会配布資料⑫(石上俊雄事務所作成)
委員会配布資料全体

*******************************************

三 中堅・中小企業の生産性向上支援について

 中堅・中小企業の多くでは、ICT導入による生産性向上効果の判断の困難さや、費用負担の大きさ、利活用できる人材不足等により、ICTの導入・利活用が進んでいない実情がある。この現状を改善するために、ICT導入による生産性向上の事例紹介や指導・相談サービスを提供してくれる専門家の紹介といった支援を、国として積極的に促進するべきと考えるが、政府の見解及び取組みを明らかにされたい。


*******************************************

四 医療・介護等他産業の効率化促進について

ishigamitoshio.com
■医療・介護機器としてのパワードスーツ

1 製品開発に際し、各企業が顧客ニーズとより一層連携できる出会いの場づくりを促進するべきと考えるが、政府の見解及び取組みを明らかにされたい。

2 パワーアシストや動作ガイドをする、人の動きに係るマシン開発に関しては、安全基準やガイドラインの整備が逐次進められているが、先例が必ずしも十分ではない分野でもあり、開発実態を国としてフォローし、安全基準やガイドラインが適宜更新されるよう支援することが必要と考えるが、政府の見解及び取組みを明らかにされたい。


*******************************************

五 自動運転システムの推進について

ishigamitoshio.com
■レベル4、完全自動運転のコンセプト・カー

1 自動車メーカー、電機メーカー、大学・研究機関の連携を促進し、オールジャパンで自動運転に係るオペレーションシステム・制御ソフトウェア等の戦略的な開発を進めるべきと考えるが、政府の見解及び取組みを明らかにされたい。

2 自動運転システムが社会で実際に展開されるためには、現在、各国企業がしのぎを削る自動運転技術の完成だけでなく、その技術を利用する際の法制度の整備も必須と考える。例えば、運転手の存在を前提とする道路交通法の改正はそもそも必要であろうし、また、自動運転車が交通事故を起こした場合、誰の責任になるのか等も新たに法律で定める必要があると考える。また、自動運転車が各国間で輸出入されることを考慮すると、各国の法規制もできる限り共通化されていることが理想と考えるが、政府の見解及び取組みを明らかにされたい。

ishigamitoshio.com
■「ぶつからない」を自分で学ぶ人工知能カー@米国CES2016・TOYOTAブース

ishigamitoshio.com
■センサー技術やディープ・ラーニングが鍵を握る・・・

ishigamitoshio.com
■世界最高能力の車載人工知能エンジン

*******************************************

六 就業構造の変化への対応について

1 IoTやビッグデータ解析、人工知能等の急速な発展が、産業構造や働き方にもたらす影響や課題について、産(労使)・官・学で検討する場を設置するべきと考えるが、政府の見解及び取組みを明らかにされたい。

2 新産業・新事業展開への対応を可能とする労働者のスキルチェンジやキャリア開発の支援のあり方等についても、産(労使)・官・学で検討する場を設置するべきと考えるが、政府の見解及び取組みを明らかにされたい。

右質問する。

平成二十八年八月三日

ishigamitoshio.com
■『機械との競争』(前著)で衝撃を与えたマサチューセッツ工科大学のコンビによる近未来経済学。マシン(人工知能)と分業する時代を我々人間はどう生きるべきか?

ishigamitoshio.com
■英・オックスフォード大・オズボーン准教授とフレイ博士、野村総研の試算では『日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能』。
  
*******************************************

IoTやビッグデータ解析、人工知能等のイノベーション利活用による「日本版・第四次産業革命」を見据えた我が国電機産業の発展に関する質問主意書

電機連合新聞(号外)2016年1月27日「みなさんの声に寄り添い、 いっしょに進んでいく」(矢田わか子・加藤敏幸・石上俊雄座談会掲載号)

ishigamitoshio.com

ishigamitoshio.com

ishigamitoshio.com

ishigamitoshio.com


************************************

■PDF資料はこちらから
電機連合新聞(号外)2016年1月27日「みなさんの声に寄り添い、 いっしょに進んでいく」(矢田わか子・加藤敏幸・石上俊雄座談会掲載号)

■テキスト資料はこちらから
電機連合新聞(号外)2016年1月27日「みなさんの声に寄り添い、 いっしょに進んでいく」(矢田わか子・加藤敏幸・石上俊雄座談会掲載号)


************************************

ishigamitoshio.com

****************

ishigamitoshio.com


************************************

【参考資料】
電機ジャーナル2015年12月号記事

■PDF資料はこちらから
電機ジャーナル2015年12月号『座談会「みなさんの声に寄り添い、いっしょに進んでいく」(矢田わか子、加藤敏幸、石上俊雄)』

ishigamitoshio.com


************************************

以上

2016年『新春メッセージ』

新春メッセージ

2016年正月


『2016年新春メッセージ』(石上俊雄事務所)

*******************************

 『The moment of truth(ザ・モーメント・オブ・トゥルース)』(=勝負の瞬間)に向かって「時」は今も止まることなく、前へ前へと進んでいます。今年は3年に一度の参院選イヤー。気がつけば残り200日足らず。"オメデトウの祝杯"も封印して、昨年、政治の世界で起きたことを思い返しつつ、皆さんと一緒に全力投球していきたいと考えています。


*******************************

 一方、産業界の昨年を振り返ると、IoTや人工知能、インダストリー4.0など数多くのキーワードが登場しました。そしてそれらは今後、単なる流行を超えて日本の製造現場を根底から変革すると言われています。専門家からはこれまでの「モノづくり」から「モノのサービス武装」の時代へと認識を改めるべきだとの意見も出ています。

 ジェットエンジンを例にとれば、従来の単品売切り型ビジネスでなく、今後は何百ものセンサ-をエンジンに搭載し、そのビッグデータ解析に基づき「この天候ならこの飛行ルートで燃費や時間を何%稼げる」等の情報も売買されるというのです。航空会社は突き詰めれば、旅客を安く速く運ぶ手段が欲しいのですから、そのニーズに正面から応えようとすれば、単に優れたエンジンを納品しても満点にならないのです。こうした「モノのサービス武装」モデルがいま日本の製造業復活のカギとして大きく浮上しています。


*******************************

 そしてこのモデルを政治の世界に応用するとどうなるでしょうか。現在、私は党の政策調査会副会長として参院選マニフェストの取りまとめに参画していますが、重要なのは、完成品が選挙で評価されるか否か(いわば売切り)だけでなく、その内容を支持者の方々と共有しバージョンアップを重ね、より納得のいく、元気の出るものへと改良し続けることではないでしょうか。

 商品であるマニフェストを党内でまとめた後、"選挙で売り切って終わり"ではなく、その後も顧客と関わり合いを持ち続ける、そういう真の意味での共生関係が今後より重要となってくると考えます。そのためには皆さんからの率直な意見や要望が必要です。"真空"から政策をつくることはできません。政治は誰かがどこかで担当するものでなく、全員参加の超・すり合わせ作品です。


*******************************

 その意味でも、今年も一年、どうぞ皆さんからの熱いご指導とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。また、最後になりましたが、ご家族皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、御礼と年頭のご挨拶とさせていただきます。

以上

*******************************

『2016年新春メッセージ』(石上俊雄事務所)

『2015年新春メッセージ』(石上俊雄事務所)

『2014年新春メッセージ』(石上俊雄事務所)

« 前の3件を表示|4|5|6|7|8|9|10|11|12|13|14|

文字のサイズ

文字サイズ・小 文字サイズ・中 文字サイズ・大